トイレで後悔しやすいポイント7選|新築前に知っておきたい注意点
注文住宅の打ち合わせでは、リビングやキッチン、外観デザインに意識が向きがちです。
しかし、実は後悔の声が多いのが「トイレ」です。
「毎日使う場所なのに、後回しにしてしまった」
「住んでから気づいたけれど、簡単には直せない」
そんな声も少なくありません。
そこで今回は、これから家を建てる方に向けて、新築で特に後悔しやすいトイレのポイントを7つに絞って解説します。
事前に知っておくだけで防げる後悔ばかりなので、ぜひ間取りや仕様を決める前にチェックしてみてくださいね。
後悔① トイレが寒い・暑い|断熱と温度差を甘く見ていた

トイレの後悔で非常に多いのが、「冬は寒く、夏は暑い」という温熱環境の問題です。
「リビングは快適なのに、トイレだけ冷え込む」「夜中のトイレがつらい」「夏はこもって蒸し暑い」。
こうした原因の多くは、家の中の温度差と、トイレの断熱・換気計画不足です。
トイレは暖房を常時つけないケースが多いため、家全体の断熱性能や廊下との温度差の影響を受けやすい場所なのです。
対策のポイント
・家全体の断熱・気密性能を意識する
・トイレを寒い廊下の突き当たりに配置しない
・必要に応じて補助暖房も検討する
後悔② 位置が悪くて落ち着かない|音・視線・動線の問題
「トイレの位置がこんなに気になるとは思わなかった」という声もよく聞きます。
よくあるのが、次のような場所にトイレを配置するケース。
・リビングやダイニングのすぐ横
・玄関の正面
・来客動線のど真ん中
こうした配置だと、「音が気になる」「使っているのが分かって気まずい」「来客時に使いづらいと」いった不満につながりやすくなります。
対策のポイント
・生活動線と来客動線を分けて考える
・扉の向きや壁の配置も含めて検討する
・「図面上」だけでなく「使う場面」を想像する
後悔③ 数が足りなかった|家族構成と将来を考えていなかった
新築時は問題なくても、次のような家族構成の変化で後悔するケースもあります。
・子どもが成長して使う頻度が増えた
・朝の支度時間が重なって渋滞する
・将来、親と同居することになった
特に2階建ての場合、「1階に1つだけ」では足りなく感じることもあります。
対策のポイント
・現在だけでなく5年後・10年後を想定する
・2階トイレの設置も検討する
・将来増設できる余地があるかも確認する
後悔④ 収納が足りない|トイレットペーパーの置き場がない
意外と多いのが、「トイレに収納がなくて困っている」という後悔です。
・トイレットペーパーの予備が置けない
・掃除道具の置き場がない
・生理用品や消臭剤が見えてしまう
結果として、床や棚の上に物が出てしまい、見た目も雑然とした印象になるほか、掃除もしにくくなります。
対策のポイント
・埋め込み収納や吊戸棚を検討する
・収納量は“最低限+少し余裕”で考える
・扉付き収納で生活感を隠す
後悔⑤ 掃除がしにくい|床・壁・設備選びのミス

「掃除が面倒」「汚れが落ちにくい」という後悔も定番です。
原因になりやすいのは、次のような点です。
・凹凸の多い床材
・ホコリが溜まりやすい巾木
・奥行きが狭く、体勢がつらい
トイレは毎日使う場所だからこそ、掃除のしやすさ=満足度に直結します。
対策のポイント
・床は拭き掃除しやすい素材を選ぶ
・タンクレスや凹凸の少ない便器を検討する
・掃除動線(奥まで手が届くかなど)を想像する
後悔⑥ コンセント・照明が使いにくい|細かい設備を詰めきれなかった
図面では見落としがちなポイントが、コンセントや照明計画です。
・掃除機を使いたいのにコンセントがない
・夜中に明かりがまぶしすぎる
・センサー照明が合わなかった
など、住んでから気づくケースが多くあります。
対策のポイント
・掃除や暖房、将来の設備を想定してコンセント位置を決める
・照明は、調光・足元灯・センサーの有無を検討する
・実際の使う時間帯(夜中・早朝)を想像する
後悔⑦ 窓の設置を迷ったまま決めてしまった

「とりあえずトイレには窓を付けた」という方も多いですが、住んでから後悔するケースもあります。
・冬に冷気が入り寒い
・掃除や結露が面倒
・防犯が気になる
一方で、窓をなくしたことで、「暗い」「換気が不安」と感じるケースもあります。
対策のポイント
・窓をなくす場合は換気方法(24時間換気)があるか確認する
・採光・断熱・防犯のバランスで判断する
・窓を付ける場合は、窓の性能や位置も重要
まとめ|トイレは「後回し」にすると後悔しやすい場所

トイレは面積が小さいこともあり、打ち合わせの優先度が下がりがちな場所です。
しかし、毎日、何年も使い続ける場所だからこそ、「とりあえず決める」ほど後悔しやすい場所でもあります。
今回ご紹介した以下の7つの点は、どれも新築前に少し考えるだけで、防げる後悔です。
・寒さ・暑さ
・位置・動線
・数
・収納
・掃除のしやすさ
・コンセント・照明
・窓の有無
間取りや仕様を決める際は、ぜひ「実際に使うシーン」を思い浮かべながら、トイレについてもじっくり検討してみてください。
家族が快適に、気持ちよく過ごせるトイレにしたいと思われたらぜひ、注文住宅のプロにご相談くださいね。


