おしゃれな外構をつくるために！知っておきたい3つのデザインポイント

2025-12-01

せっかく理想のマイホームを建てても、外構（がいこう）計画を後回しにしてしまい、「駐車場や門まわりが味気ない」「植栽がうまくまとまらない」と感じる方は少なくありません。

外構は、建物を引き立てる“住まいの顔”。

デザイン次第で、家全体の印象や暮らしやすさが大きく変わります。

今回は、おしゃれでバランスの取れた外構をつくるために押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

① 素材と色の統一感で「建物と外構を一体に」

外構デザインで最も重要なのが、建物との統一感です。

たとえば、外壁がナチュラルな雰囲気なのに駐車場まわりが無機質なコンクリートだけだと、ちぐはぐな印象になってしまいますよね。

おしゃれに見せるためには、建物の素材や色味を意識しながら、外構全体のバランスを整えることが大切です。

つまり、設計段階から建物と外構をセットで考えるのが、おしゃれに見せる最大のコツなのです。

　・建物の外壁や屋根の色に合わせて、門柱やフェンスの色を選ぶ

　・素材をそろえる（木調フェンス＋自然石アプローチなど）

　・夜の雰囲気も考え、外構照明（エクステリアライト）を取り入れる

このように、色・素材・照明をトータルで計画することで、「家と庭が一体になったデザイン」が生まれます。

外構をより印象的に見せるには、高さや奥行きのバランスを意識することがポイントです。

門柱・フェンス・植栽・アプローチなどに段差や高さの変化をつけることで、平面的な印象から立体的で奥行きのある空間に仕上がります。

デザインの幅を広げるためには、次のような工夫を取り入れると効果的です。

　・アプローチに低木・中木・シンボルツリーを組み合わせて奥行きを演出

　・塀やフェンスの高さを少しずつ変え、圧迫感のないデザインに

　・門柱の前に植栽を添えて、無機質な印象をやわらげる

高さのバランスを考えた外構は、外からの見た目だけでなく、室内からの眺めも美しくなるのが魅力です。

毎日の暮らしの中で、“景色を楽しむ家”をつくることができるでしょう。

おしゃれな外構にしたいからといって、見た目だけを重視すると使いづらくなることもあります。

長く快適に暮らすためには、デザイン性と機能性のバランスを取ることが大切です。

外構をデザインする際は、日常の使い勝手やメンテナンスも考慮しながら、次のような点を意識しましょう。

　・駐車スペースやアプローチは雨の日でも滑りにくい素材を選ぶ

　・ゴミ出しや宅配の動線を考え、門まわりの位置を実用的に設計

　・夜間の安全を確保するため、センサーライトやフットライトを設置

　・植栽を取り入れる場合は、落葉・水やり・剪定など手入れのしやすさも確認

「見た目の美しさ」と「使いやすさ」が両立した外構は、年月が経っても飽きずに愛着を持って暮らせる空間になります。

外構をおしゃれに仕上げるには、建物との統一感、高さや奥行きのバランス、デザインと機能の両立、この3つを意識することが大切です。

外構は家の印象を決めるだけでなく、毎日の暮らしを快適にし、家族の時間を豊かにしてくれる空間でもあります。

建物設計とあわせて、外構・エクステリアをトータルで計画しましょう。

「おしゃれな外構にしたいけど、どこから考えたらいいかわからない」という方は、ぜひ私たち注文住宅のプロにご相談ください。