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新築で後悔しない庭づくり。押さえておきたい7つのポイント

2025-08-01

注文住宅の家づくりでは、間取りや内装、デザインなど、家本体に注力し、お庭や外構(建物の外にある構造物、フェンスや門、駐車場など)の計画はつい後回しになりがちです。

しかし、住み始めてから外構や庭について「こうしておけばよかった」と後悔する方も多くいらっしゃいます。

庭は毎日目にし、使う可能性のある場所です。

少しの工夫が暮らしやすさや満足度に大きく影響するといっても過言ではありません。

そこで今回は、後悔しない理想のお庭づくりに向けて、押さえておきたい7つの重要なポイントをご紹介します。

 

後悔しない庭づくり、ここがポイント!

理想の庭づくりを実現するために注意すべき点は何でしょうか。

後悔しがちな点を踏まえ、大切な7つの視点をご紹介します。

 

1. 庭の「目的」を明確にしましょう

まずは、庭で何をしたいか、どのように使いたいかを家族で話し合いましょう。

「洗濯物を干す」「子どもが遊ぶ」「バーベキュー」「ガーデニング」「眺めて癒やされる」など、目的がはっきりすれば、必要な広さやデザイン、設備が見えてきます。

 

2. 日当たりや風通し、敷地の条件をチェック

理想があっても、敷地の条件によって左右されることがあります。

方角による日当たり、周囲の建物による影響、風の通り道を確認しましょう。

また、水はけや土壌の状態、高低差なども計画に影響するポイントです。

これらの条件を踏まえ、無理のない計画を立てることが大切です。

 

3. メンテナンスの手間を考慮しましょう

「おしゃれにしたけど、手入れが大変で…」という後悔は少なくありません。

特に広い芝生や植栽は手入れが必要になります。

忙しい場合は、ローメンテナンスなデザインを選んだり、手入れが楽な植物を工夫したりすることで、負担を減らすことも考えましょう。

防草シートなどの活用も効果的です。

 

4. 将来の変化を見据えて計画を

家族構成やライフスタイルは変化します。

子どもの成長、将来の趣味、高齢化など、庭の使い方も変わる可能性があります。

すぐに全て整えなくても、将来的に増築や改修ができるよう、ゆとりを持った計画も賢い選択です。

 

5. プライバシーと防犯対策も忘れずに

庭で快適に過ごすには、周囲からの視線(プライバシー)や防犯対策が重要です。

フェンスや目隠し植栽の配置、アプローチの照明などを検討しましょう。

ただし、目隠ししすぎると死角が増え、防犯上不利になることもあるため、バランスが大切です。

 

6. 予算をしっかり決めましょう

外構工事の費用は、住宅本体の建築費とは別に数%〜1割程度かかるのが一般的です。

どこまでこだわるかで変動するため、事前にしっかりと予算の上限を決めましょう。

譲れない部分と、費用を抑えられる部分を明確にしておくとスムーズです。

 

7. 信頼できる外構・造園業者を選びましょう

庭づくりには専門知識が必要です。

イメージ通りの庭を実現するには、実績があり、要望を聞いてくれる信頼できる業者選びが重要です。

複数の業者から見積もりを取り、デザイン提案やコミュニケーションなどを比較検討しましょう。

 

まとめ

新築での庭づくりで後悔しないためには、家本体の計画と同じくらい、早い段階から具体的に考え始めることが大切です。

今回ご紹介した7つのポイントは、住み始めてからの満足度に直結します。

庭づくりを考える際は、ご家族で話し合い、理想のイメージを固め、ぜひ信頼できるプロに相談してみてくださいね。