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家事ラクを実現する間取り。水回りの動線について

2025-04-15

毎日の家事に追われる中で、「もっと効率よくこなせたら…」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

特に水回りの動線が悪いと、移動に時間を取られたり無駄な動きが増えてしまったりして、家事の負担が大きくなります。

そこで今回は、キッチン・洗面所・浴室・ランドリールームといった水回りの動線を最適化することで、家事をラクにする間取りをご紹介します。

 

家事をラクにできる水回りの基本動線とは?

水回りの動線とは、キッチン・洗面所・浴室・ランドリールーム(洗濯室)などの水を使う設備の間を移動する経路のことです。

この動線がスムーズであれば、家事の時短が実現し、負担がグッと軽減されます。

家事をラクにする間取りを考える際は、次のポイントを意識しましょう。

 

・キッチンと洗面脱衣所を近くに配置する

キッチンでの作業をしながら合間に洗濯に関わる家事ができる。同時進行で家事効率アップ。

・ランドリールームを洗面脱衣所と合わせる・隣接させる

入浴時に衣服を脱いでそのまま洗濯機へ。洗濯→干す→収納の流れがスムーズになる。

・回遊動線を意識する

行き止まりのない動線(ぐるっと回れる間取り)にすると、家族が自由に動けてストレス軽減につながる。(玄関→洗面所→キッチン→リビング→玄関のように、ライフスタイルに合う回遊動線を考える)

 

おすすめの間取りプラン

【キッチン⇔洗面所⇔ランドリールームが一直線】の動線

「料理をしながら洗濯の準備」「お風呂上りにすぐ洗濯」といったように、一連の流れがスムーズになります。

この間取りなら、バタバタしがちな朝の時間でも移動の負担を最小限に抑えられるでしょう。

 

【ぐるっと回遊できる家事動線】

例えば、キッチンからパントリーを通って洗面所→ランドリールーム→リビングに戻るといった回遊動線にすると、どこにいても短い距離で家事が進められます。

また、回遊動線があることで家族と動きが重なることが少なくなります。

洗面所が渋滞したり、家族と廊下ですれ違う時にお互いが避けたりといった移動のストレスも減らせます。

 

【洗濯後の作業をワンストップで完結できるランドリールーム】

洗濯機を回して、乾燥機を使い、アイロンがけや収納まで一ヶ所で完結できるランドリールームがあれば、洗濯物を移動させる手間が省けます。

また、最近人気の「室内干しスペース付きのランドリールーム」を取り入れれば、雨の日でも安心して洗濯ができます。

他にも、ランドリースペースにファミリークローゼットを隣接させることで、各部屋に衣類をしまいに行く時間を短縮することが可能です。

 

 

家族みんなが使いやすい動線にするポイント

家事の負担を減らす動線とは、「ママ・パパがラクになる動線」だけではありません。

「家族みんなで使いやすい動線」も大切です。

次のような工夫を取り入れることで、「家事をママだけが頑張る家」ではなく、「家族みんなで支える家」が実現できます。

 

・子どもが自分で動ける工夫をする

子どもが使いやすい高さの収納を設置する、帰宅後すぐに手を洗えるよう玄関近くに手洗いスペースを設置する、といった工夫で、親のサポートなしで子どもが自分で身の回りのことができるようする

・家族が自然と片付けられる動線

ランドリールームとファミリークローゼットの距離を短くすることで、洗濯物を自分で片付けられる仕組みにする。

 

まとめ

水回りの動線を工夫すれば、毎日の家事はグッとラクになります。

キッチン、洗面所、ランドリールームをスムーズにつなげることで、効率よく作業ができるだけでなく、家族の動線が整理され、快適な住環境が生まれます。

「もっと家事をラクにしたい」「効率的な動線でストレスフリーな暮らしを実現したい」という方は、ぜひ注文住宅のプロである青梅不動産にご相談ください。